パッティンググリーン

カップの周りの整備された芝生のエリアをパッティンググリーン(グリーン)といいます。
ゴルフ場によって芝の種類が違ったり、環境によって生え方が違ったりします。
初めのうちは芝の種類など気にしていない人がほとんどかと思いますが、上級者になれば芝の種類や芝目にも注目します。
ここでは、グリーンに関する知識についてまとめました。スコアアップに役立てていただければと思います。
芝の種類について

グリーンの芝の種類としては「ベント」「高麗」のどちらか、または両方がほとんどのゴルフ場で使われています(バミューダ、ティフトンがわずかに採用されています)。
最も多く使用されている「ベント」と「高麗」の特徴については以下です。
ベントグリーンの特徴
ベント芝は西洋芝の一種で、暑さに弱い品種のため暖かい地域のゴルフ場では使われていませんでしたが、品種改良を重ね暑さにも強くなりました。そのため、現在はほとんどのゴルフ場で採用されています。
芝の特徴としては、葉がやわらかく細かめで、美しい緑色を作り出してくれます。芝目が強くないため、傾斜のとおりにボールが転がり、芝目の方向をあまり気にする必要はありません。
ボールの転がりについては、高麗グリーンと比べて高速になりがちです。
高麗グリーンの特徴
高麗芝は日本芝の一種で、ベント芝とは対照的に暑さに強く、乾燥や病気にも強いです。芝の特徴としては、葉が硬くて細く、冬になると枯れて茶色になってしまいます。
芝目が強く、芝目の影響をうけてしまうため、ボールの転がり具合に影響してきます。高麗グリーンはベントグリーンと比べてボールが転がりにくくなるため、いつもより強めのパッティングが必要です。
芝目
芝目とはグリーンの芝が生えている向きの事で、進行方向に生えている場合は「順目」、進行方向とは逆に生えている場合は「逆目」といいます。
順目の場合は球の転がりがよくなり、逆目の場合は転がりにくくなります。芝目を見極めるために以下のような方法があります。
カップのふちを見る

カップの上から芝の葉の向きを見ることで芝目の方向を確認できます。また、カップの一部が削れている箇所を確認できれば、削れている方向に向けて順目になります。
芝の光の反射

晴れた日には太陽の光の反射で芝目を読むことができます。順目方向で芝をみると明るく見え、逆目方向で芝を見ると暗くみえます。
傾斜の方向
水の流れに沿って芝目になることも多いです。水は高いところから低いところに流れるため低くなっている方向に向かって順目になります。
人の歩く方向
人が芝を踏むことによっても芝目に影響が出ます。人が歩く方向に向かって順目になりやすいため、グリーンの出入り口(花道やカートに向かう道)の芝目に影響が出やすいです。
ホールカップで傾斜を読む

ホールには金属製のホールカップが入れられており、旗をさすため地面に垂直に入れられています。
そのため、カップ周りに傾斜があると、傾斜が高いほうはカップのふちまでの距離が長く、低いほうは短くなります。
