パター

主にグリーン上からボールをカップに入れるために使用するクラブ(ほとんどのゴルフ場はグリーン上ではパター以外のクラブは使用禁止)。
3度前後のロフトがつけられており、ボールが転がりやすい構造になっている。
パッティングは全打数の約4割を占めます。ドライバーやアイアンのショットをメインに練習しがちですが、ドライバーの250yardショットも1mのパットも同じ1打です。
アマチュアゴルファーがスコアを効率よく減らすにはパターの上達は必須です。
パターの選び方
パターはクラブの中で最も種類が多いです。スコアメイクに非常に重要なパターの種類、選び方のポイントについてまとめました。
パターはフィーリングがとても大事なので、狙った方向、距離を打てるか試打することも重要です。
ポイント1:ヘッドの形状

パターのヘッドの形状は大きく分けて、「ピン型」「L字型」「マレット型」「ネオマレット型」に分類できます。
ピン型は見た目が縦長でフェース面を目標に向けやすく、構えやすい。ヘッドが小さいため操作性が良く(自分でコントロールしやすい)、どんな打ち方にも柔軟に対応してくれるバランスの良いパターです。
基本的には適度にフェースを開いて閉じるようなストロークと相性が良いです。初心者の方はまずはバランスの良いピン型をおススメします。
L字型はヘッドのヒール側にシャフトが付いており、アイアンと同じ構造でピン型よりもさらにフェースの開閉がしやすい。
フェースの開閉を使ってパットする人と相性が良く、ドローヒッターがよく使用しています。
ストローク中にフェースが開きやすいため、初心者の方にとっては扱うのが難しいです。
マレット型は「かまぼこ」の形をしており、重量がマレット型のヘッドの後方にあり、重心が深い。パターが左右にぶれにくく、直線的に打ち出しやすくなります。
また、ヘッドが大きくて重いため、軽い力でも距離が出しやすく、芯を外しても転がり方に差が出にくいです。
ピン型、L字型よりも真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つイメージの人に向いています。
ネオマレット型はマレット型よりもヘッドが大きく、慣性モーメントが大きくなるので、より直線的に打ち出しやすく左右にぶれにくくなっています。
また、ミスにも強くなっており、ヘッドの方向を定めるのが苦手な方におススメです。
ただし、ヘッドがかなり大型なため操作性が落ち、繊細なタッチがだしにくくなります。
ポイント2:ネックの形状

パターのネックの形状は「クランク」「ベント」「ショート(スラント)」「センター」の大きく4種類に分けられます。
ヘッドが同じでもネックの形状が変わればパターの特性は大きく変わってきます。
クランクネックは使用率が最も高いネック形状で、ピン型/マレット型で主に使われています。オフセットが大きいタイプが多く、インパクトでフェースがシャフト軸よりも遅れてくるため、ボールに当たるタイミングが遅れます。
また、ボールが捕まえやすくなるため、プッシュアウトのミスを減らすことができます。
適度な重心距離を確保しているため、様々なタイプのストロークに対応してます。
ショート(スラント)ネックは重心距離が長いものが多く、ヘッドを返しやすいため操作性が高い。ネック周りがすっきり見えるため、アドレス時に構えやすいのも特徴です。
フェースの開閉を使ってストロークするタイプと相性が良いです。
ベントネックはシャフト自体が少し曲がって、ヘッドのヒール側に付いている形状で、マレット型やネオマレット型に多い。1つの曲がりがあるシングルベントと2つの曲がりがあるダブルベントがあります。
クランクネックと同様にオフセットがあるため、プッシュアウトのミスに強いです。
また、重心距離が0に近いため、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つタイプのストロークの人と相性が良いです。
センターネックははオフセットが無く、名前通りシャフトが真ん中に刺さっている形状。捕まりを抑えたネック形状で、引っかけにくい。
芯に当てる技術を持っている人は高い直進性を発揮できますが、打点が安定しない人は芯を外すと左右にブレやすいため、おススメできません。
ベントネックと同じく重心距離が0に近いため、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つタイプのストロークの人と相性が良いです。
ポイント3:シャフトの長さ
パターの長さの適正は身長と構え方によって変わります。身長に対して短すぎたり長すぎたりすると良いアドレスができません。
平均的な日本人の場合、長さは32~33インチといわれています。市販されているほとんどが34インチでつくられており、欧米人仕様になっています。
身長と構え方別のパターの長さの目安は下記です。
アドレスが5角形(肘を曲げている)
180cm:35インチ
170cm:34インチ
160cm:33インチ
アドレスが3角形(肘を伸ばしている)
180cm:34インチ
170cm:33インチ
160cm:32インチ
自然に構えて目がボールの真上にくる長さが適正な長さの目安です。実際に試打して確認することおススメします。
ポイント4:グリップの太さ

グリップの太さはパティング時の手首の自由度に関連します。
太いグリップは手首が動かしにくくなり、ストローク中に手首が動いてしまうミスを軽減できます。左にひっかけるミスが多い人は無意識に手首を使ってしまっている可能性が高いので、太めのグリップの使用をおススメします。
細いグリップは操作がしやすく、手首の自由が効きやすいです。パターを繊細にコントロールすることができ、微妙な距離感を調整しやすいです。繊細なタッチのフィーリングが必要な方は細めのグリップの使用をおススメします。
